さすらいのボヘミアンか、はたまた芭蕉ふうに“漂泊の想いやまず…”と云うか、とにかく暫く出ないでいると、無性に放浪したくてしかたがなくなる。
そこは洒落て、“月日は百代の過客(かきゃく)にして、行き交う年も又、旅人なり…”の“旅人”と云うか、旅から旅への“旅ガラス”と云うか、とにかく胸がキュンと来る心地で旅立つこととなった。
今回のメンバーはこれまでと同じ社員の尾原に加えて、近所に住むJRPのお客さん(川久保さん)とツーリング前日に岐阜からグローブを買いに来て、急遽参加することになった加藤君の4人である。
乗ってるバイクも、ライダーのテクもマチマチだが、さてどんなことになるか、行かぬことには分からん。“トラベル”は“トラブル”の意味を持つとも云うらしいが、これも旅の魅力の一要素ではある。
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