佐多岬半島の先端にて(岬の向こうは九州)


 会社を出発してからは、国道318号を南へ。徳島道土成インターチェンジからは西へ進路を取り、松山道をひたすら「Go West」(頭の中はペットショップボーイズの唄のサビがグルグル)。
 偶然にもW650、F650ともに同じ排気量。単気筒、二気筒の違いこそあるのですが、両者ともにそんなに早く走るバイクでは無いので、高速道路では、法定制限速度でゆったりと、抜きつ抜かれつの楽しい走行。
 四国の高速道路も、年々整備されてきて、対面通行の区間も2車線化が進んできています。山間部ではトンネルと橋ばかりで、膨大なコストがかかっているのだろうなぁ、とも思うのですが、便利さには変えられません。四国の東の端の会社から、西の端の佐多岬まで5〜6時間で行けるのですから(高速ができる前はかならず一泊必要でした)。
 
「向こうにみえんのは九州だろ、潮が速いよなぁ。鳴門と同じ。魚釣れそうだな。」(この後バブルシールド付きのヘルメットがゴロゴロと転がる悲劇が)。

風力発電がこんなに近くで見られるなんてスゴイ(瀬戸町のせと風の丘公園にて)。「でもこのクワガタの絵イマイチだねぇ。」

「海が見えるワインディングは楽しいねぇ。おまけに道路はガ〜ラガラ。鼻歌も歌うっつうもんだよ(だからメロディラインなのか?)。

 高速は大洲ICで降り、佐多岬メロディラインを走りました。佐多岬は、全長50kmもある日本一細長い半島。原発立地のせい(だと思うのですが)、道路は常に良い状態が保たれています。高速ワインディングが続き、左右を海に挟まれた尾根線上を走る風光明媚な道路です。距離もかなりあるので結構走り応えがあります。先端の三崎からは九州行きのフェリーが出ています。


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